尾鷲市

カツオの生節

獲れた魚を長期間保存するために、煙でいぶして保存する調理法が発達しました。 「カツオの生節」は、カツオを三枚におろした後、大きな釜で煮炊きし、遠火で燻すと完成です。 原材料はカツオのみ。うまみが凝縮された節は、ほぐして生姜醤油で食べると絶品です。

さんまは干物で

尾鷲の人は、よく乾いた丸干しの干物が好みです。開きの干物と違い、包丁をいれずに干すために旨みが逃げずに、 噛めば噛むほど味が出るといわれています。特にサンマは、 年始の寒い時期に獲れる脂の抜けた針子サンマをガチガチになるまで干した「かんぴんたん」という干物が有名です。 また、正月や結婚式、お祝い事の際に食べるサンマ寿司も有名で郷土料理として親しまれています。

史跡残る石畳

江戸時代に作られたと言われる石畳の道が、今もなお日本でもトップクラスの雨量を誇る尾鷲の雨から熊野古道を守っています。 この石畳は、各地に残る中でも最も美しいと言われており、史跡も多く残っており、 尾鷲ヒノキの美林の中をゆっくりと味わいながら歩くと歴史と文化を感じることができます。

ヤーヤ祭り

毎年2月1日から5日に開催されるヤ―ヤ祭りは、白装束の男衆が狭い通りで激しくぶつかり合う奇祭として知られ、 豊魚と豊作を祈願するものです。300年以上前から続くと言われるこの例祭は、 「扉開き」から始まり「チョウサじゃ」のかけ声とともに男たちが激しく練り回ります。 神事や子供が参加する華やかな大名行列及び道中踊りなども行われ、 街は例祭の間活気に満ち溢れた状態になります。 2月2日~4日にかけて3つの祷務町で若い衆による激しい練り(押し合い)が繰り広げられます。

熊野灘の恵み

尾鷲港は三重県唯一の「沖合底曳漁船」の水揚げ基地でもあり、定置網や魚類養殖などさまざまな魚介類が水揚げされます。 深海魚やマグロ、ブリ、タイなど魚種も豊富で、それを加工した食品も地元民に愛されています。